歌声で話す、話し声で歌う♪

日頃から生徒さんたちに、
「いつでも どこでも すぐ歌い出せる声で過ごす」
ようにと お話しています。
…と言っても、ミュージカルのように会話するという意味ではなくて、歌う時に限らず 日常会話中も 鼻腔の響きと 横隔膜を意識していると、発生練習にもなるし、喉も傷めないし、一石二鳥だよ、と。
それだけのことなんですけど。

日本語という言語の特性上、私たちは 歌うための筋肉を使わずに日常を過ごしていることが多いのです。

私は仕事柄 一日中講義で歌いっぱなし&喋りっぱなしの日も多いので、いちいち歌声と話し声を切り替えていられないし、喉を痛めないために 自然とやっているのですが。

あまり大きな声で話さなくても 響く話し方を知っていれば、人の耳に心地良く届きやすい声で過ごすことが出来ます。

そして 逆に、歌う時は 歌い上げようとせず、話し声の延長だという意識でいた方が、変に力み過ぎることなく歌えます。

少しの意識で、歌声も話し声も変わるし、もっと言うと、呼吸も姿勢もカラダも変わります♪

是非意識してみてください(^^)

荒尾のりこ Official Website

Noriko Arao Singer song writer Voice trainer