この歌詞のこの部分は、何%のどんな声で歌えば一番伝わるのかな?の巻♪

ボイストレーナー記録の続き@千駄ヶ谷アーティストキャンパス。長年やってきた自己流の教え方に加えて、最近「acメソッド」を取り入れたボイストレーニングを生徒さんに実践中です!

Yさんは 女手一つで子供を育て上げ、会社勤めをしながら ロミロミセラピストとしても活躍されていて、最近 DNA栄養学という資格を取ってセミナー講師もさせている バイタリティに溢れる女性(^^)

プライベートでも多趣味で、お料理も上手だし ウクレレも習っていたりと本当にパワフル!

彼女は元々声のボリュームは出る方なのですが、少し姿勢が反り腰なこともあり(acメソッドでは、1に姿勢!2に姿勢!3.4がなくて 5に呼吸!が基本なのです!)、肩や首に力が入ってしまい、喉が締まってしまうことと、

そして 声が出るが故に、歌い出しのAメロから全力で歌ってしまい、サビも全力なので、結果 抑揚のない歌に聴こえてしまうのが課題のように感じました。

この日はYさんと一緒に歌詞を読むところから始めてみました。この歌詞のこの部分は はたして100%の感情で歌う内容のところか?というようなことを考えてみて欲しかったからです。

本や映画も 物語が展開していくように、歌にもストーリーがあり、それを声の抑揚で表現して伝えていくのが歌い手の役目だということを、入り口だけご説明したら、勘が良いYさんはすぐ分かってくれまして、この日のビフォー〜アフターの歌が全然違う歌になりました!

次回は 気持ちだけでなく、テクニックで抑揚を付けていく練習をしたいと思います!(抑揚の付け方には ザックリ分けて7種類ほどあり、それらを確実に身に付ければ、怖いもんナシなのです!)

次回のレッスンも楽しみです♪